※ここ数年TDRへは行ってません(^^;) 最新情報はTDRへお尋ね下さい。
夢と魔法の王国』東京ディズニーリゾート、1983年のオープン以来『永遠に完成しない王国』としてバリアフリーと共に現在も進化を続け、世界でもトップクラスの入場者数を誇るテーマパーク。 その計算された、時間、空間、エンターテイメントは、家族全員がTDRファンで、行くたびに新たな発見があり、私のような障害のあるおっさんでも、子供のようにはしゃいでしまう「魔法」にかかってしまいます。 TDRでは、※「全てのキャストは、目の前のゲストを大事なお客様と思い出来る限りの対応を」の理念で運営されています。 ※(「すべてのゲストはVIPである」との記述は誤りであるとの指摘で修正しました) チッケト料金に「障害者割引」はありません、なぜ?、それは、障害をお持ちの方も(TDRではディスアビィリティーゲストといいます)一般の方と同じようにパークを楽しめると言う、運営会社のオリエンタルランド(以下OLC)のバリアフリーに対する自信の表れではないかと、勝手に想像しています、(でも、シニア料金はある!?) ちなみに
しかし、すべてのディスアビィリティーゲストが満足できるか?残念ながらそうではありません、現実では障害者のニーズが違いすぎて、日本中どこを探してもその様な施設はないでしょう、でも唯一、今後の福祉に影響を与える企業である事は間違いないでしょう。 トイレやスロープを設置しただけで自己満足している施設が多い中、OLCではTDRのバリアフリー化を推進するため2000年5月「TDRバリアフリー分科会」を設置、バリアフリーに関する全体方針の決定、中期計画の作成、各施設の調査などを行っています、施設調査では、各障害者団体に依頼し、実際に施設を利用した際の意見等を参考に改善努力をしています。 TDRでは専門家により様々な障害別に、アトラクション・レストラン等で、バリアフリーの配慮がされています。
基本的にTDR、OLCは、意見、要望などは受け付けていません、しかし、ねばり強く何度も足を運び、OLCと交渉し、提案を続けたゲストにより実現した、双方の努力によるバリアフリーも数多くあります。 OLC自身が認めていますが、車椅子中心の段差をなくすバリアフリーは達成している様に思えます、(大きな問題だけですが)近年、それ以外の障害への取り組みに期待しています。 数あるテーマパークの中でも、バリアフリー化に関しては一歩進んでいる感のあるTDRですが、OLC曰わく、「TDRはバリアフリーのパークではない」そうです、ハード面で補い切れない事を、ソフト(キャスト)で補う事を積極的に実施しており、手話の社内検定などもその一つです、ハードとソフトのほどよいバランスが良い物を作り、パークと同じように永遠に完成することなく、常に変化し続けるそうです。 TDRでは、キャストの接客、接遇の良さが、他のテーマパークと比べ群を抜いており、他業種からも注目されています、私の相方と娘達は、共に看護師で、「接遇講習」等の勉強会が時々あるそうです、その時は必ずと言っていいほどTDRの事例が教材に使われるそうで、その一つを紹介します。
まあ、若干の脚色が加えられているとは思いますが、私の経験上、十分にあり得る事例です。 TDRのジレンマ Ⅱへつづく
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