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介助犬
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日本での介助犬の育成が始められれたのは1990年代初めで、現在約30頭ほどの介助犬が稼働していると思われます。

介助犬の仕事
四肢不自由者の主に上肢による作業の補助及び代償を行います、しかし四肢障害は個人により様々で多岐にわたり、そのユーザーの生活に合わせた介助犬の訓練は大変であることは容易に想像できます、したがって以下に挙げる作業はすべての介助犬が行う物ではありません。

落下物の拾い上げと受け渡し
手元の物を落とすと言ったことはどなたでも日常的にあると思います、私がよくやるのは家の鍵を開けようとして鍵を落としてしまう、そして鍵を拾って開けますが、車椅子常用の場合はそのなんでもない作業が非常に困難です、誰か人が通りかかりのを待ち、助けを求める以外に家に入る手段がありません、日常でこの様な例えは数え切れないほどあり、「物を拾う」程度の些細な事でも場合によっては死活問題になりかねません、介助犬の仕事の基本となる「落下物の拾い上げ」は非常に重要な仕事です。

指示した物をもってくる
私の家族は誰か1人立ち上がると「アレ持ってきて」とか「ソレ取って」と、たとえ私でも容赦なく指示が飛びます、「立ってる者なら親でも使え」を地でいくケツの重い奴ばかりです、すこしは介助犬を見習え・・・
歩行困難な場合、手の届かない物を持ってきてくれる事は非常に生活が便利になります、たとえば携帯電話、電話の子機、リモコン、新聞、鞄、服等、生活する上で困難な事や、出来ても時間がかかる事を解消できます、当然、介助犬が口にくわえられる大きさ、重さの物に限られます。

指示した物を出して持ってくる、入れる
上記の作業の応用になりますが、冷蔵庫を開けて飲み物を待ってきたり、引き出しや戸棚を開けて物を取ってきます、当然引き出しや戸棚には介助犬が口でくわえて開けられる様に、紐のような物を取り付ける必要があります、スーパーなどの陳列棚から物を取る場合「テイク○○」と言う一般呼称を使い、取ってほしい物の所に鼻を近づけた時に、それであると合図を出し、取りたい物をどれかを伝えて取らせます。

衣服着脱介助
筋力低下、関節可動域に制限がある等の場合、主に脱ぐ方になりますが、袖などを優しくくわえて引っ張ります、介助犬を紹介するテレビ番組で、靴下を脱がすシーンをご覧になった方も多いのではないでしょうか。

ドアの開閉
取っ手をくわえて引く、前足や鼻で取っ手をおして、ドアや窓の開閉を行います、介助犬が作業しやすい様にドアノブの形状に合わせた工夫が必要です。

スイッチ操作
電気のスイッチやエレベーターのボタンを操作します、家庭内では電灯のスイッチがメインですが、その他の家電製品のスイッチも介助犬が操作しやすい様に改造すれば幅広く応用出来ます、外出時ではエレベーターのボタン操作ががありますが、行き先の階を認識してボタンを押せる訳ではありませんが、1人で乗った際にボタンが押せないが為に閉じこめられると言った事を回避出来ます。

車椅子を押す、引く
こう書くと犬ぞりの様に車椅子を引かせるイメージですが、介助犬の負担が大きいためその様なことは無く、段差を越えたり、坂を上ったりの車椅子操作が困難場合に限られます、特に踏切での車輪の脱輪時などの生命に係わる場面では重要な仕事です、又、車椅子がギリギリでしか通れないような幅の場所では腕を出せないため自走は不可能で、介助無しでは通行できませんが、後ろから介助犬に押してもらう事により狭い場所でも1人で通行出来ます。

その他に、財布などの荷物を運ぶ立ち上がりの介助体位変換・肢位移動緊急時連絡手段確保、など多岐にわたります。


聴導犬と介助犬の希望者数は分かりませんでした、盲導犬の希望者数から重度の四肢障害者の人数で置き換えると、約5万頭が必要になるのではないかと言われています(実際は推定で1万人といわれています)、では、私の場合はどうかと言いますと、たとえば今すぐにでも介助犬が用意出来るとしてもかなり悩むでしょう、その理由として私の場合、その時の体調によって介助の程度が著しく違います、調子がいいときは不自由ですが生活に問題はありません、しかし、体調不良の時は人の介助無しでは動く事も出来ません、介助犬の補助では補いきれない場面があり歳をおうごとにこの状態が増えてきています、そうなるとパートナーである介助犬の世話が出来ない、障害の程度が安定してなく、進行している場合は悩みますね、私のような障害者が補助犬の普及を遅らせているのかもしれませんね。

なぜ補助をする動物が犬なのか?
同じ霊長類であるサルの方が知能も高く器用でいいような気がしますが、NGの第一は人間に近いが為の感染症の危惧があります、そして子供の様に駄々をこねる事がある、う~ん納得。

では人間ともっとも親しい動物と言えば犬と猫になります、昔から猫は家に付き、犬は人に付くと言います、犬の本能は忠実にリーダーを信頼し、リーダーに喜んで貰えるよう努力します、適正はありますが、只訓練をしただけではなんの意味も無く、ユーザーとの信頼関係か生まれて初めて補助犬としての力を発揮します、犬から見れば人間に障害があることなんて大したことではないのでしょうね。

やがて技術が進歩し、介助犬が行う作業を機械が出来る時代がまもなくやってくるでしょう、しかしそれが補助犬に取って代わる事は無いと考えています、補助犬を生きてる自助具と表す事がありますが、この生きている事が非常に大きな意味があります、私は猫を飼っていますが、なぜか私にしかなついていません、世話はどんなに具合が悪くても私が見ています、人から世話を受けていて猫の世話をしているとは変な話ですが、その事により私の責任感が大きく育った様な気がします、まあ猫ですからなんの介助も出来ませんが、俗に言う癒しと言うのでしょうか、精神的にかなり助けられました。

補助犬全般にまだ数が少なく普及にはまだ時間がかかるでしょうが、身体障害者補助犬法施行以降かなり認知される様になってきました、しかしその分ユーザーに対する様々な責任が重くなってきています、どちらも生き物ですからすべてが完璧ではありませんし失敗もあるでしょう、ユーザーが問題を起こさないように注意する事はもちろんですが、何か問題が起きたとき、ただ問題を指摘し糾弾するだけでは無く、問題を検証し一緒に同じ問題が起きないように考える社会にならない限り身体障害者補助犬法は絵に描いた餅になります。

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