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排泄について
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排泄とは、体内に溜まった不要な老廃物を体外へ出す事を言い生命維持上大切な行為です、日常、誰もが数回行う行為ですが、普段、排泄を意識して考える事はまずありません、当たり前の事を書き並べますが、いつかは必ず下のお世話をする側、される側になることを前提にまじめに考えたいと思います。

排泄のために行う一連の動作
尿意、便意を感じる もとの場所へ戻る   無意識に行う行動ですが、絶対に必要な条件があります。

老廃物を処理し正常に排泄物を作る機能。

排泄物を貯めて出すための臓器、信号を出す脳が正常であること。

排泄をする、行くための運動機能が正常であること。

上記以外に左の項目の1つでも困難な事があれば排泄障害となり日常生活で本人、家族共に大きな問題になります。
トイレへ行く 手を洗う
下着を下ろす 下着を上げる
便座へ座る 便座から立つ
排泄する 拭く、流す

病院での排泄

ある日、看護師である相方と病院施設について話していました、その病院は古くからある結構大きな病院なのですが、増築、改築を繰り返し現在の規模になっています。

当然、新しい病棟であれば設備も最新でいい物が揃っていますが、古い病棟であれば設備もそれなり、古い病棟では整形外科でありながら俗に言う車椅子用トイレは無く、トイレの空いたスペースに洋式トイレを設置しカーテンで仕切っただけのおよそ個室とは言い難いものしか無いそうです。

この様なカーテンで仕切っただけのトイレは、施設が古い病院では当たり前のようにあります、試しに相方に「そのトイレで出来るか?」と聞いて見たところ、キッパリ「出来ない」との答え、相方が悪い訳では無いのですが、「自分が出来ない事を患者にやらせるのか?」と、ついツッコミを入れてしまいました。

医療、介護の現場では、排泄介助は日常の仕事の1つでしかありませんので、患者歴40年以上の私と看護師歴20年以上の相方とではメンタル面での意見の違いがよくあります。

以下の事はほぼすべて私が病院で経験したことです。

意識障害があるような重篤な状態ではやはり、オムツ(点滴だけでも便は出ます)と尿量を計る目的もありカテーテルの挿入にて採尿になります(全身麻酔を経験された方ならご存じでしょう)、尿意、便意を訴えられない状態ですのでこれは仕方がない。

ベットから動けない状態では採尿器、採便器での排泄になります。

尿器はトイレまで行けない場合や蓄尿の場合よく使用されますので使われた事がある方は多いでしょう、採便器は寝たまま使用します、子供の頃に入院していた時はこれを使用していました、寝たままだとなかなか出ないし、とにかく恥ずかしい。

ベットから降りられる場合は尿器とポータブルトイレの併用になります。

ベットサイドで使用しますが、私の時代は大部屋では仕切りのカーテンすらない病院で、ついたてさえなく使用させられていました、そして臭いも問題でした、現在では少なくとも目隠しと消臭スプレーが用意されているようです。
元々ポータブルトイレは工事現場などで使用する事を前提に作られた物で、それをそのまま病院や介護施設に流用された物です、ポータブルが前提ですので、昔の物は写真のスタンダードよりも低く、安定性を求めるため台形の形状をしていました。

立ち上がる動作を思い出してほしいのですが、人間は足を手前に引かないと立ち上がれません、手足が弱った病人や高齢者が使用するにはかなり危険でした、介護保険の導入時期ぐらいからでしょうか、やっと手すり付きのポータブルトイレが一般的になります。

トイレまで車椅子ででも行けるようになれば一安心ですが、足の骨折などでギプスをしていると広いスペースが必要です、介助の利便性の為かもしれませんが、上に書いています通りカーテンで仕切っただけの車椅子用トイレしかない病院は多くあります。

患者の立場から申し上げますと、医療従事者は排泄をあまり重要視していないように感じます、当然治療が第一で、排泄介助や処理に慣れているかも知れませんが患者はそう簡単に慣れる物ではありません、排泄の度に尊厳を失うようでは病院としてどうだろう?

建物が古くともトイレや排泄に関する対応が充実した病院もあります、皆さん、病院を選ぶときには最新の検査機械に惑わされないで、トイレや排泄に関する対応を見る事がその病院のレベルを知る指標になりますよ。

高齢者の介護施設、自宅ではどうなのか、以前起きた「オムツは外せる」「オムツはこまめに取り替える」論争以後どのように推移したかは把握しておりません、今はさすがにほとんど無いと思いますが以前は一度でもお漏らしすると以後オムツを常用させる施設が多かったそうです。

オムツを付けて寝たきりにすれば一年でほぼ間違いなく認知症になると言われています、なぜそうなるかは私には解りませんが、排泄行動が重要な事であることは間違いないでしょう。


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