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聴導犬
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日本での聴導犬の育成は、1981年の国際障害者年に、小動物獣医師会の申し出を受けて警察犬の訓練学校が育成を試み、第1号が誕生したのは2年後の1983年といわれています。

聴導犬の仕事は

生活上の必要な音を知らせる
ドアチャイム、ノック音
目覚まし時計の音
電話、FAXの呼び出し音
車のクラクション、自転車のベル
タイマー音
赤ちゃんの泣き声
呼んでいる人の所まで導く等、音が鳴っていることを「伏せ」をして知らせたり、導いたりします。

危険を知らせる
就寝時に、警報機が鳴れば、ユーザーを起こして危険を知らせる
警報機の音は伏せをして「危険」であることを知らせ、逃げ遅れを回避させる
助けを呼びたいときは、家族を呼びに行く
災害時の避難確認のドアノック等を教える等、ユーザーに危険を知らせます。

ユーザーが声を出せない方も多く、命令は動作や手話によって行われます、聴導犬は人の命令だけでは無く、犬自身の自主的な労働意欲に頼られます。

ユーザーの希望、生活環境にあわせて訓練されるそうで、犬種も大型犬から小型犬まで多種多様、国際的にも「雑種」が中心で、保健所などで処分される犬から選ばれることもあるそうです。

聴導犬の数は、現在までに25~30頭が育成され、現在実働約10頭、歴史が浅いとはいえ実に少ないですね、ちなみにアメリカでは約4000頭、日本より1年遅れで訓練を開始したイギリスでは850頭、と大きく差があります、これはやはり、その国の犬との歴史に大きく係わっているようです。

欧米では、人と犬との関係が日本とまったく違い、イギリスは地下鉄、電車にペット犬と乗車出来ます、フランスでは、アパートやマンションなどでペットとの同居を理由に断ってはならない法律があります、イタリア北西部の都市トリノで、ペットとして飼っている犬には「1日3回以上、散歩させる」などの内容の、同国でも最も厳しい動物保護条例が制定され、違反者には、最高500ユーロ(約7万円)の罰金が科せられる、チョットいかがな物かと思うような法律もあります。

犬の権利、保護責任が法律で明記されている国が多く、補助犬(アシスタントドッグ)の受け入れに関する文化的な土壌が日本と大きく違います、とはいえ、どこの国にも犬が嫌いな人はいますし、補助犬は動物虐待であると訴える動物愛護運動家もいますが・・・


日本では知名度の低さ、低知名度による需要度の低さ、音を利用したことが無いユーザーとなる耳の不自由な方達に、音を利用する「聴導犬」の働きを理解しづらい状況があります。

住宅事情は、まだペット扱いのため集合住宅などでは家主、住民に拒否されてしまう場合があります、しかし、身体障害者補助犬法施行後、少しずつではありますが理解がされてきました。

当然、補助犬のえさ代、医療費など、ユーザーの経済的負担もあります、育成には補助金はありますが、ユーザに引き渡して終わりでは無く、引き渡し後のアフター指導がもっとも重要だと聞きました、育成団体の多くは、寄付や会費で運営されており、常に資金の問題を抱えています。

身体障害者補助犬法の施行直後に比べ、現在ではあまり補助犬の広報がされていません、法律を作って管理するだけではなく、国が周知徹底の責任をもっと強く負ってほしいものです。

身体障害者補助犬法  介助犬  盲導犬


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