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アスペルガー症候群
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自閉症の分類は、低機能自閉症と高機能自閉症に分類されますが、健常者から重度の自閉症までのはっきりした境界線は無く、虹のように境界が曖昧で連続体であることから、その概念を「自閉症スペクトラム」「自閉症連続体」と呼びます、アスペルガー症候群は健常者とカナータイプ自閉症の中間的な存在とされています。

低機能自閉症の概念
自閉症スペクトラムの内、知的障害があるものを低機能自閉症、カナー症候群と呼びます、このカナーとは自閉症の歴史で記したレオ・カナーの事で、カナーが報告した子どもたちは、現在の低機能自閉症に当たるとされています。

高機能自閉症の概念
自閉症スペクトラムの内、言語障害、知的障害がないものを、低機能自閉症、アスペルガー症候群と呼びます、このアスペルガーとはハンス・アスペルガーと言う人物のことです。

高機能障害とアスペルガー症候群は別の障害であるとご指摘を受けました。

・高機能自閉症と診断されるのは、幼少時に言語障害があった場合。
・なかった場合はアスペルガー症候群。
・しかし言語障害の有無だけで判断されるものではない。

また自閉症は低機能・中機能・高機能の3タイプに分かれ
中機能は軽度知的障害を持っている人です。
2012年3月追記
エオスさま、ありがとうございました<(_ _)>


レオ・カナーの報告から1年後の1944年、オーストリア、ウィーン大学の小児科医、ハンス・アスペルガーが、大人びた独特の言い回しや特定の物への限定的な興味などの特徴を示す4人の子供を「自閉性精神病質」と報告したのが最初とされます(カナーとの交流はない)

4人の子供において、アスペルガーが「自閉的精神病質」と呼んだ、自閉症と精神病質を意味する行為や能力のパターンが見られ、そのパターンには、「共感能力の欠如、友人関係を築き上げる能力の欠如、一方的な会話、特定の興味における極めて強い没頭、ぎこちない動作」が含まれる。

アスペルガーは自閉的精神病質の子どもたちが、興味のある事柄について非常に詳細に語る能力を持っていることから、彼らを「小さな教授たち」と呼んだ。

アスペルガーの自閉的精神病質に対する肯定的な見解は、カナーの自閉症の記述とは実に対照的であるが、両者は同じ状態を述べています。

当時ヨーロッパは大戦中であり、オーストリアは敗戦国側であったため、この報告が注目される事はありませんでした、そしてアスペルガーの死後、1981年、イギリスの児童精神科医、ローナ・ウィングがこの報告と一致する例を「アスペルガー症候群」と名付けた論文を発表し、再評価される事になります。

カナー症候群の子供とアスペルガー症候群の子供は、違うように見えますが、実は連続しており、カナー症候群の子供は、言葉を喋らなかったり対人関係を持たず孤立している、アスペルガー症候群の子供は、言葉は喋りますが使い方が奇妙だったり、人を好みますが関係の取り方が変わっていたりしますが、この2つは連続している(スペクトラム)と言うことが現在の認識です。

2006年はハンス・アスペルガーの生誕100周年、ローナ・ウイングの論文発表25周年にあたり、それを記念して「国際アスペルガー年」として、世界各国で講演やイベントが行われています、国際アスペルガー年の制定は成人したアスペルガー症候群の方たちによって考えられたものです。

事件などの犯人が「アスペルガー症候群」であるとの噂をネット、報道等で聞く事がありますが、「自閉症」と共に間違った認識、風評ではなく、正しい発達障害への理解を広げる機会になればと願っています。

そして2005年に施行された発達障害者支援法が、絵に描いた餅では無く、早期に施設、支援等の整備と共に、時代、需要に適合した早期法改正を強く望みます。


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